導入文
Windowsでは、Webページや画像、PDFなどを開くときに使用するアプリがあらかじめ設定されています。
たとえば、
- Webページ → Microsoft Edge
- PDF → Microsoft EdgeやAdobe Acrobat Reader
- 写真 → フォト
- 音楽 → メディアプレーヤー
などです。
ファイルをダブルクリックしたときに、
「いつも使いたいアプリではなく別のアプリが開いてしまう」
ということがあります。
この場合は「既定のアプリ」を変更することで、使用するアプリを指定できます。
この記事では、Windowsで既定のアプリを変更する方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
既定のアプリとは?
「既定のアプリ」とは、特定のファイルやリンクを開くときにWindowsが自動的に使用するアプリです。
たとえば、PDFファイルをダブルクリックしたときにMicrosoft Edgeが開く場合は、PDFを開く既定のアプリとしてMicrosoft Edgeが設定されている可能性があります。
既定のアプリをAdobe Acrobat Readerなどに変更すると、その後はPDFファイルをダブルクリックしたときに設定したアプリで開けるようになります。
毎回アプリを選択する必要がないため、よく使うアプリを既定にしておくと便利です。
方法1:Windowsの設定から既定のアプリを変更する
Windows 11では「設定」から既定のアプリを変更できます。
手順1:「設定」を開く
キーボードの、
「Windowsキー+Iキー」
を押します。
Windowsの「設定」が開きます。
手順2:「アプリ」をクリックする
左側のメニューから、
「アプリ」
をクリックします。
手順3:「既定のアプリ」をクリックする
「既定のアプリ」
をクリックします。
インストールされているアプリやファイルの種類から、既定のアプリを設定できる画面が表示されます。
手順4:変更したいアプリを検索する
「アプリケーションの既定値を設定する」などの検索欄から、使用したいアプリを探します。
たとえば、
「Google Chrome」
「Microsoft Edge」
「Adobe Acrobat」
などです。
手順5:対象のアプリを選択する
検索結果から対象のアプリをクリックします。
そのアプリに関連付けられているファイル形式やリンクの種類が表示されます。
手順6:既定にしたい項目を変更する
変更したいファイル形式やリンクの種類をクリックします。
使用できるアプリが表示されたら、既定にしたいアプリを選択します。
これで設定は完了です。
方法2:ファイルの拡張子から既定のアプリを変更する
Windowsでは、ファイルの種類ごとに使用するアプリを設定できます。
たとえば、
.pdf.jpg.png.txt.mp3
などです。
この「.pdf」「.jpg」などを拡張子と呼びます。
手順1:「設定」を開く
「Windowsキー+Iキー」
を押します。
手順2:「アプリ」→「既定のアプリ」を開く
「アプリ」
から、
「既定のアプリ」
をクリックします。
手順3:ファイルの種類を検索する
検索欄に変更したい拡張子を入力します。
たとえばPDFなら、
.pdf
と入力します。
手順4:現在の既定アプリを確認する
対象の拡張子に設定されているアプリを確認します。
手順5:使用したいアプリへ変更する
現在設定されているアプリをクリックし、使用したいアプリを選択します。
これで、その拡張子のファイルを開くアプリが変更されます。
方法3:ファイルを右クリックして変更する
設定画面を開かなくても、実際のファイルから既定のアプリを変更できる場合があります。
PDFや画像など、変更したいファイルが手元にある場合に便利です。
手順1:変更したいファイルを右クリックする
たとえばPDFを開くアプリを変更したい場合は、PDFファイルを右クリックします。
手順2:「プログラムから開く」を選択する
表示されたメニューから、
「プログラムから開く」
を選択します。
手順3:「別のプログラムを選択」をクリックする
表示されるアプリ一覧から、
「別のプログラムを選択」
をクリックします。
Windowsのバージョンによって表示内容が多少異なる場合があります。
手順4:使用したいアプリを選択する
今後そのファイル形式で使用したいアプリを選択します。
手順5:「常に使う」を選択する
「常に使う」など、今後もそのアプリを既定として使用するための項目を選択します。
これで、同じ種類のファイルをダブルクリックしたときに、設定したアプリで開くようになります。
Webブラウザの既定アプリを変更する方法
Webサイトのリンクをクリックしたときに開くブラウザも変更できます。
たとえば、
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Firefox
などから、普段使用しているブラウザを既定にできます。
手順1:「既定のアプリ」を開く
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」
と進みます。
手順2:使用したいブラウザを検索する
検索欄から、既定にしたいWebブラウザを探します。
たとえば、
「Google Chrome」
を検索して選択します。
手順3:既定のブラウザに設定する
Windowsやブラウザのバージョンによっては、
「既定値に設定」
などのボタンが表示されます。
表示されている場合はクリックして設定します。
手順4:リンクを開いて確認する
Webサイトへのリンクをクリックし、設定したブラウザで開くか確認します。
PDFを開くアプリを変更する方法
PDFファイルがMicrosoft Edgeなどで開いてしまい、Adobe Acrobat Readerなど別のアプリを使用したい場合も変更できます。
手順1:PDFファイルを右クリックする
任意のPDFファイルを右クリックします。
手順2:「プログラムから開く」を選択する
「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」
と進みます。
手順3:PDFを開きたいアプリを選択する
Adobe Acrobat Readerなど、使用したいPDFアプリを選択します。
手順4:常に使用するよう設定する
今後もそのアプリでPDFを開くように設定します。
以降、PDFファイルをダブルクリックすると指定したアプリが使用されます。
写真や画像を開くアプリを変更する方法
JPGやPNGなどの画像も、開くアプリを変更できます。
たとえば、Windowsの「フォト」以外の画像ビューアーや画像編集ソフトを使用したい場合に設定します。
手順1:画像ファイルを右クリックする
JPGやPNGなどの画像ファイルを右クリックします。
手順2:「プログラムから開く」を選択する
「プログラムから開く」
を選択します。
手順3:使用したいアプリを選択する
使用したい画像アプリを選択します。
常にそのアプリで開くよう設定すれば、次回から自動的に指定したアプリが使用されます。
「今回だけ別のアプリで開く」こともできる
既定のアプリを変更せず、今回だけ別のアプリでファイルを開くこともできます。
ファイルを右クリックして、
「プログラムから開く」
を選択します。
表示された一覧から使用したいアプリを選びます。
既定のアプリを変更せずに開けば、次回は元の既定アプリが使用されます。
たとえば、
「普段はフォトで画像を見るが、今回は画像編集ソフトで開きたい」
といった場合に便利です。
間違えて既定のアプリを変更した場合
間違えて別のアプリを既定にしてしまっても、基本的には同じ手順で元に戻せます。
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」
を開き、対象のファイル形式やアプリを確認します。
以前使用していたアプリを再度選択すれば設定を変更できます。
既定のアプリを変更しただけで、元のアプリがアンインストールされるわけではありません。
使いたいアプリが一覧に表示されない場合
「プログラムから開く」を選択しても、使いたいアプリが一覧に表示されないことがあります。
まず、そのアプリがWindowsに正しくインストールされているか確認してください。
インストールされているにもかかわらず表示されない場合は、
「PCでアプリを選択」
などの項目から実行ファイルを指定できる場合があります。
ただし、実行ファイルの場所が分からない場合は無理に指定する必要はありません。
アプリ側の設定からファイルの関連付けを変更できる場合もあります。
既定のアプリを変更しても反映されない場合
設定を変更したのに以前のアプリで開いてしまう場合は、次の方法を試してみましょう。
- Windowsを再起動する
- 対象アプリを一度終了する
- ファイルの拡張子を確認する
- 「既定のアプリ」から設定を確認する
- アプリを更新する
- アプリの修復を試す
特に注意したいのがファイルの拡張子です。
同じ画像でも「.jpg」と「.png」は別のファイル形式なので、それぞれ異なるアプリが設定されている場合があります。
ファイルの拡張子を確認する方法
どのファイル形式なのか分からない場合は、エクスプローラーで拡張子を表示できます。
手順1:エクスプローラーを開く
「Windowsキー+Eキー」
を押します。
手順2:「表示」をクリックする
上部メニューの、
「表示」
をクリックします。
手順3:「表示」から「ファイル名拡張子」を有効にする
Windows 11では、
「表示」→「表示」→「ファイル名拡張子」
から表示を有効にできます。
ファイル名の末尾に、
.pdf
.jpg
.png
などが表示されます。
これを確認すると、どのファイル形式に既定のアプリを設定すればよいのか判断しやすくなります。
既定のアプリを変更してもファイルは消えない?
既定のアプリを変更するのは、
「そのファイルをどのアプリで開くか」
という設定を変更する操作です。
PDF、写真、文書などのファイルそのものを削除する操作ではありません。
また、以前使用していたアプリも通常はそのまま残ります。
必要になれば、再び以前のアプリを既定に設定できます。
よくある質問(FAQ)
Q1:既定のアプリとは何ですか?
ファイルやリンクを開くときに、Windowsが自動的に使用するよう設定されているアプリです。
PDF、画像、音楽、Webページなど、それぞれに既定のアプリを設定できます。
Q2:PDFをMicrosoft EdgeではなくAdobe Acrobat Readerで開けますか?
できます。
PDFファイルを右クリックして「プログラムから開く」からAdobe Acrobat Readerを選択し、常に使用するアプリとして設定します。
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」から「.pdf」の関連付けを変更する方法もあります。
Q3:既定のブラウザをGoogle Chromeに変更できますか?
できます。
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」からGoogle Chromeを選択し、既定のブラウザとして設定します。
Q4:既定のアプリを変更すると元のアプリは削除されますか?
通常は削除されません。
どのアプリを自動的に使用するかという設定が変わるだけです。
Q5:設定したアプリが一覧に表示されないのはなぜですか?
アプリがインストールされていない、または対象のファイル形式に対応していない可能性があります。
まずアプリが正しくインストールされているか確認しましょう。
まとめ
Windowsでは、ファイルやWebページを開くときに使用する「既定のアプリ」を変更できます。
基本的には、
「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」
から設定できます。
また、PDFや画像などの実際のファイルを右クリックして、
「プログラムから開く」
から変更する方法もあります。
既定のアプリを変更しても、ファイルそのものや以前使用していたアプリが削除されるわけではありません。
PDF、画像、Webブラウザなど、普段よく使用するアプリを既定に設定しておくと、毎回アプリを選択する必要がなくなりWindowsを使いやすくできます。
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