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Windows 11で「Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています」と表示される原因と対処法

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導入文

Windows 11を起動したときに、突然「Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています」「ウイルス対策を有効にしてください」といった通知が表示されることがあります。

この表示を見ると、「ウイルス対策が停止してしまったのでは?」と心配になりますが、Microsoft Defenderが実際には正常に動作しているのに、誤って警告が表示される場合があります。

Microsoftも2026年8月28日に、この現象を既知の問題として正式に確認しています。

この記事では、本当にMicrosoft Defenderが停止しているのか確認する方法と、誤通知だった場合の対処法を初心者向けに解説します。

「Microsoft Defender ウイルス対策がオフ」と表示される症状

主に次のような通知がWindows起動後や使用中に表示されます。

  • Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています
  • ウイルス対策を有効にしてください
  • ウイルス対策が無効になっています
  • Windows セキュリティから警告通知が表示される

ところが「Windows セキュリティ」を開いて確認すると、リアルタイム保護などがすべてオンになっているケースがあります。

この場合、Microsoft Defenderそのものではなく、Windows セキュリティ側の状態判定や通知だけが正しくない可能性があります。

Microsoftが確認している既知の問題

Microsoftは2026年8月28日、最新のMicrosoft Defender Antivirus更新後、一部の環境で「Microsoft Defender Antivirus is turned off(Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています)」という誤った通知が表示される問題を確認しました。

Microsoftの説明によると、通知が表示されてもMicrosoft Defender Antivirus自体は正常に機能し、設定上も有効になっている場合があります。

また、この通知はWindows起動時だけでなく、その後も断続的に表示される場合があります。

2026年9月11日時点では、Microsoftは今後のMicrosoft Defender Antivirus更新で修正する予定としています。

Microsoft公式情報はこちらです。

Windows 11の既知の問題と通知|Microsoft Learn

対処法1:まずMicrosoft Defenderが本当に有効か確認する

最初に、通知だけを見て設定を変更するのではなく、Microsoft Defenderが実際に動作しているか確認しましょう。

Windows セキュリティから確認する方法

  1. スタートボタンをクリックします。
  2. 「Windows セキュリティ」と入力します。
  3. 「Windows セキュリティ」を開きます。
  4. 「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
  5. 「ウイルスと脅威の防止の設定」にある「設定の管理」を開きます。

次の項目を確認してください。

  • リアルタイム保護:オン
  • クラウド提供の保護:オン
  • サンプルの自動送信:オン
  • 改ざん防止:オン

特に「リアルタイム保護」がオンになっているかが重要です。

すべて正常で、Windows セキュリティの各項目に緑色のチェックマークが表示されている場合は、今回の誤通知である可能性があります。

対処法2:PowerShellでDefenderの状態を確認する

Windows セキュリティの画面だけでは判断しづらい場合は、PowerShellを使って確認できます。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「ターミナル(管理者)」を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックします。
  4. 次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
Get-MpComputerStatus | Select AntivirusEnabled,RealTimeProtectionEnabled,AMServiceEnabled

次の3項目が表示されます。

  • AntivirusEnabled
  • RealTimeProtectionEnabled
  • AMServiceEnabled

すべてTrueになっていれば、Microsoft Defender Antivirusとリアルタイム保護、Defenderサービスは有効です。

通知では「オフ」と表示されているのに、これらがTrueの場合は、Microsoftが確認している誤通知の可能性が高くなります。

対処法3:Microsoft Defenderを最新の状態に更新する

Microsoftは今後のDefender更新でこの問題を修正するとしています。

そのため、Microsoft Defenderのセキュリティインテリジェンスを常に最新の状態にしておくことが重要です。

  1. 「Windows セキュリティ」を開きます。
  2. 「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
  3. 「ウイルスと脅威の防止の更新」を確認します。
  4. 「保護の更新」をクリックします。
  5. 「更新プログラムのチェック」をクリックします。

PowerShellから更新する場合は、管理者としてターミナルを開いて次のコマンドを実行します。

Update-MpSignature

エラーが表示されなければ、Defenderの定義ファイルが更新されます。

対処法4:Windows Updateを実行する

Microsoft Defenderだけでなく、Windows Updateも最新の状態にしておきましょう。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「Windows Update」をクリックします。
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリックします。
  4. 更新プログラムがあればインストールします。
  5. 必要に応じてパソコンを再起動します。

今回の問題はMicrosoft側で修正作業が行われているため、修正版が提供された場合にすぐ適用できるよう、自動更新を止めないことをおすすめします。

対処法5:他社製ウイルス対策ソフトを確認する

Microsoft Defenderは、他社製のウイルス対策ソフトをインストールすると自動的に無効になる場合があります。

たとえば次のようなセキュリティソフトを使用している場合です。

  • ウイルスバスター
  • ノートン
  • McAfee
  • ESET
  • カスペルスキー

他社製のウイルス対策ソフトが正常に動作している場合、Microsoft Defenderがオフになること自体は必ずしも異常ではありません。

「Windows セキュリティ」→「設定」→「プロバイダーの管理」を開くと、現在どのウイルス対策ソフトがパソコンを保護しているか確認できます。

対処法6:Defenderのサービスが動作しているか確認する

誤通知ではなくMicrosoft Defender自体が停止している場合は、サービスの状態も確認します。

  1. 「Windowsキー+R」を押します。
  2. 「services.msc」と入力します。
  3. 「OK」をクリックします。
  4. サービス一覧から「Microsoft Defender Antivirus Service」を確認します。

サービスが実行中であれば、Microsoft Defender Antivirusは動作しています。

ただしMicrosoft Defender関連サービスはWindowsによって保護されているため、無理に停止・開始したり、レジストリを変更したりする必要はありません。

通知を消せば解決するのか

通常、Windows セキュリティの通知設定は「Windows セキュリティ」→「設定」→「通知の管理」から変更できます。

しかし、今回Microsoftが確認している問題では、通知設定をオフにしても警告が表示される場合があります。

そのため、通知を無理に消そうとして設定を変更するより、Microsoft Defenderが正常に動作していることを確認したうえで、Microsoftから修正版が提供されるのを待つ方が安全です。

やらない方がよい対処

今回の症状が誤通知であることが確認できた場合、次のような大きな変更はおすすめしません。

  • Windowsを初期化する
  • Microsoft Defenderを無理に削除する
  • レジストリを変更してDefenderを無効化する
  • セキュリティ関連サービスを強制的に停止する
  • 正常なWindowsを再インストールする

Microsoft側で確認されている不具合のため、パソコンを初期化しても再発する可能性があります。

まずはDefenderの状態を確認することが重要です。

誤通知か本当にオフなのか判断する目安

確認項目 誤通知の可能性が高い状態
リアルタイム保護 オン
AntivirusEnabled True
RealTimeProtectionEnabled True
AMServiceEnabled True
Defenderの更新 正常に実行できる
Windows セキュリティ 緑色のチェックが表示される

これらが正常なのに「Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています」と表示される場合は、2026年8月から確認されている誤通知の可能性があります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「Microsoft Defenderがオフ」と出たらウイルスに感染していますか?

いいえ。この通知だけでウイルス感染と判断することはできません。

2026年8月以降、Microsoft Defenderが正常に動作していても「オフ」と誤表示される問題をMicrosoftが確認しています。Windows セキュリティやPowerShellで実際の状態を確認してください。

Q2. Defenderが有効なら通知を無視しても大丈夫ですか?

Windows セキュリティでリアルタイム保護がオンになっており、PowerShellでもAntivirusEnabledやRealTimeProtectionEnabledがTrueであれば、今回の誤通知である可能性が高いです。

ただし、必ず実際の保護状態を確認してから判断してください。

Q3. パソコンを再起動すれば直りますか?

一時的に表示されなくなる場合はありますが、今回の問題では再起動後に再び通知が表示されることがあります。

Q4. Windowsの再インストールは必要ですか?

Microsoft Defenderが正常に動作している場合、今回の通知だけを理由にWindowsを再インストールする必要はありません。

Q5. 修正されるのはいつですか?

2026年9月11日時点で、Microsoftは今後のMicrosoft Defender Antivirus更新で修正を提供すると案内していますが、具体的な配信日は公表されていません。

まとめ

Windows 11で「Microsoft Defender ウイルス対策がオフになっています」と表示されても、実際にはMicrosoft Defenderが正常に動作している場合があります。

Microsoftも2026年8月28日にこの誤通知を既知の問題として確認しています。

警告が表示された場合は、まず次の点を確認してください。

  • Windows セキュリティでリアルタイム保護がオンか確認する
  • PowerShellでDefenderの状態を確認する
  • Microsoft Defenderを最新版に更新する
  • Windows Updateを実行する
  • 他社製ウイルス対策ソフトの有無を確認する

Microsoft Defenderが正常に動作していることを確認できた場合は、初期化や再インストールなどの大きな作業を行わず、Microsoftから修正版が提供されるのを待つのが安全です。

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