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青森単身赴任中に行った観光地・食物

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青森単身赴任中に行った観光地・食物。

 

初めに

岐阜県多治見市から青森県五所川原市に1996年に単身赴任しました。

2009年末に帰任するまでに私が訪れた五所川原市、青森県の観光地や名所、食べ物の紹介と感想です。

五所川原市へのアクセス

五所川原市へのアクセスはこちら(五所川原市の公式観光サイト)

立佞武多

五所川原立佞武多(たちねぷた)は、青森県五所川原市で8月4日から8月8日に開催される祭りで、高さが最大で20m強にも達する巨大な山車が市内を運行する。

青森は「ねた」だが五所川原のは「ねた」である。

狭い道路をこの立佞武多が運航するのをすぐ脇の歩道で見るのだが、写真を撮るにも見上げて撮り全体像を写すのは難しい。この運行の為に、電柱は無く電線は総て地下に埋められている。

初日と最終日には吉幾三がこの祭りの為に作った歌、立佞武多を披露しながら先頭を廻る。

「私も、カラオケで立佞武多を唄うのだが、地元での「ヤッテマレ」の掛け声が入るとすごく歌いやすい。

裏話では、五所川原市がこの曲つくりで吉幾三に依頼した金額は600万円だそうである。」

立佞武多の館

立佞武多の館とは、立佞武多祭りに出陣する大型立佞武多を常時格納して有る。

観覧できるほか、新作立佞武多の製作体験、津軽の民工芸の製作体験、五所川原ねぷたのお囃子の練習など様々なイベントが行われる施設である。

大型立佞武多がここから出陣するときはすごい圧巻で迫力が有る。

 

館の中には、立佞武多の展示の他に、美術展示ギャラリー、展望レストランも有る。

「会社の忘年会で展望レストランを一度使用した事が有るが津軽地方が一望でき気持ちよく食事が出来る。」

お得な「五所川原まちなか周遊券」
大人  ¥1,100
高校生 ¥600
中学生 ¥450

立佞武多の館、Y.C.M吉幾三コレクションミュージアム、太宰治「思ひ出」の蔵をお得に周れるチケット。

大人の方が、通常料金で3館を周った場合は、1,600円となるので、500円お得。

※チケットは3館どこでも購入でき、また、チケットの有効期限はない。

立佞武多の館のホームページはこちら

吉幾三コレクションミュージアム(YCM)

吉 幾三 コレクションミュージアムとは

青森県五所川原市にて生を受け、1973年にデビュー。

これまでに数々の名曲を世に出すとともに、歌手業に留まらず、俳優業でもその名を轟かせてきた吉幾三さん。

これまでのご活躍への敬意と、これからのご活躍に期待を込めた吉さんの歴史を振り返ることができるミュージアムです。

中には、作曲の時に使用したギター、ステージ衣装、書も展示されている。

カラオケの設備も有り歌ってCDにレコーディングも出来る。

2019年4月29日にリニューアルオープンし、外通路にはクラウドハンティングで作られた「立佞武多」の歌碑も展示されている。

「私もクラウドハンティングに些少だが参加させて頂き、名前が書かれている。」

作曲に使ったギター

酒よ雪国津軽平野

吉幾三グッズ等の土産品も販売されている。

吉 幾三 コレクションミュージアムのホームページはこちら

斜陽館

太宰治記念館「斜陽館」は、太宰が生まれる2年前の明治40年(1907)、父・津島源右衛門によって建てられた豪邸。

和洋折衷・入母屋造りの建物は、米蔵にいたるまで青森ひばが使用され、どっしりした重厚感が特徴となっている。

国の重要文化財建造物に指定され、明治期の木造建築物としても貴重な建物である。

資料展示室には、太宰が生前着用していたマントや執筆用具、直筆原稿、書簡などのほか、初版本や外国語の翻訳本も展示されている。

向かいの津軽三味線会館との2館共通券は一般900円。

五所川原市内から車で約20分

太宰治記念館「斜陽館」五所川原市のホームページはこちら

太宰治記念館「斜陽館」NPO法人 かなぎ元気倶楽部はこちら

津軽三味線会館

津軽三味線会館は、津軽三味線の歴史、民謡、郷土芸能等を紹介する展示室をはじめ、舞台演奏ができる多目的ホール、野外ステージがある施設で斜陽館の向かいにある。

多目的ホールでは毎日、津軽三味線のライブステージと津軽三味線物語、観光ビデオシアターが上映されている。

また、ゴールデンウィーク期間中に津軽三味線全日本金木大会が開催され、全国から出場者が訪れる。

「三味線のライブが聞きたくなった時は、アパートから車で15分くらいなのでよく行っていた。」

五所川原市内から車で約20分

津軽三味線会館、NPO法人かなぎ元気倶楽部のホームページはこちら

津軽三味線会館、五所川原市のホームページはこちら

赤~いりんご

赤~いりんご 御所川原(りんごの名称)は、青森県五所川原市で生まれ、 五所川原市だけで育成されている。

近年注目度が高まってきている個性的なりんごで、 見た目が赤いだけではなく、皮を向いても果肉が赤

いのが最大の特徴で、 世界的でも大変珍しい品種である。

主としてジュース、ジャム、ワイン等の加工用に使用される。

市内にはこのりんごの並木道が有り、春には赤い花、秋には赤~い実をつけてりんごの町らしさを醸し出している。

「住んでたすぐ近くに並木道が有り歩いて通る時には、りんごに触っていた。」

青森県の観光地・名所

十和田湖

青森、秋田、両県に位置し、周囲約44km、日本第3位の水深(約327m)の深さを誇る。春の新緑から秋の紅葉、冬の湖と四季の景観が素晴らしい。

周囲には4つの展望台があり、季節によって多彩な表情を持つ十和田湖の景観を楽しむことができる。
オススメは、春の新緑と秋の紅葉時期の遊覧船からの景観。

秋の紅葉時期に行き、遊覧船に載ったが湖面から眺める紅葉は素晴らしく感動した。

「11月だったが帰りの道中で「あられ」が降り道路は白くなり、まだ夏タイヤだったので緊張して運転した記憶が有る(それ以降10月後半には、スタットレスタイヤに交換する様になった)」

奥入瀬

十和田湖の子の口から焼山間の14km(3里半)の遊歩道があり、青森県随一の景勝地で、千変万化の流れは、優雅、繊細、清冽、特に新緑、紅葉の景観は絶景である。

車を止めて、遊歩道を少し歩いてみたが川のせせらぎの音には心が癒される。

浅虫温泉

浅虫温泉(あさむしおんせん)は、青森県青森市浅虫にある温泉で陸奥湾に突出する夏泊半島の基部に位置し、浅虫夏泊県立自然公園の一角を成し、北の熱海の異名を持つ北東北きっての繁華な温泉地である。

 

浅虫温泉駅を中心に、東西でがらりと町の風情が変わる。駅の東側は古くからの温泉街。 縦横に交わる細い街路に大小の旅館や飲食店、水族館などがあり、温泉街らしい情緒を醸し出している。

一方、陸奥湾に臨む駅の西側はアメリカ西海岸のようなビーチリゾート。

 

展望風呂やショッピングセンターを完備した道の駅「ゆ~さ浅虫」や、海水浴客で賑わう「サンセットビーチあさむし」などの新スポットを中心に、国道4号沿いにはオーシャンビュー客室を備えた大型ホテルが立ち並ぶ。世代を問わず楽しめる一大温泉リゾートである。

泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩-塩化物泉で神経痛、リューマチ、婦人病に効果が有るとさせる


宿泊した事が有るさくら観光ホテル

「私は古い温泉街と新スポット両方で宿泊したが、両方とも地元奏者による津軽三味線の生演奏が聞けて良かった。さくら観光ホテルでは、私の三味線のもと先生の娘さんの生ライブを見る事が出来た。

さくら観光ホテル:中野みちこさんの三味線ライブ

浅虫水水族館

陸奥湾の魚をはじめ、世界の魚400種、5000点の海の生き物が大集合。海・川・湖といった水の世界をテーマに、体長1m(最大2m)の「ナポレオンフイッシュ」や、体長4.5m、体重200キロを超える世界最大の淡水魚、「ピラルクー」等の珍魚も見られる。

アザラシ、アシカ、ペンギンたち。ラッコは食事風景も見る事ができる。
現在はねぶた囃子に合わせたイルカショーが見どころだ。

 

弘前公園

津軽10万石、津軽氏の居城として、廃藩に至るまでの260年間、津軽藩政の中心地として使用された弘前城跡が弘前公園です。弘前城は、面積約50haの中に三重の濠と土塁に囲まれた6つの郭から構成されている。

公園内にはソメイヨシノをはじめ、八重桜、枝垂桜など5000本の桜と江戸時代の老松の緑が調和してとっても美しい。

特に桜の開花時期と秋の紅葉の時がベスト。

お堀一面に散った花弁が浮かんだ様子は花の絨毯の様である。

岩木山と桜の木を背景に写真が撮れる取れるベストスポットが有る。

竜飛岬

津軽海峡冬景色で有名なこの岬は、風が強く、海抜115mの断崖絶壁で,日本でも有数の強風地帯である。

当時の関係者が現地を見ずに図面上で指定してしまった、階段362段の歩いてしか通れない国道339が有る。

天気の良い日には北海道の松前半島が見える。
「うに丼が美味しかったです」

「津軽海峡が一望できる、宿泊した事のあるホテル竜飛は真下を青函トンネルが通つている。」

青森県の食べ物・名産品

貝焼きみそ

貝焼き味噌とは青森県津軽地方および下北地方の郷土料理で、直径15 – 20cmのホタテガイの貝殻を鍋の代わりとして調理する。

焼き干しのだし汁に味噌を溶きいれ、ホタテや旬の食材を入れ煮立ってきたらや溶き卵を入れて軽くかき回して作られていた郷土料理。

 

卵入りの貝焼みそきは、卵が貴重だった時代は妊婦などの栄養食として食べられていた。

「私は大好きで、青森に行く度に食べています。」

ホタテ

青森で、一年中美味しい魚介類の代表的な「ほたて」は、綺麗な陸奥湾で養殖されています。

たんぱく質、カルシュウム、鉄分、ミネラル等の沢山の栄養成分が含まれており、今は、どの販売店でもドライアイスを入れて宅配してくれる。私は、青森駅前市場から定期的に購入して食している。

 

 

「我が家ではホタテの貝柱しか食べません」

にんにく

全国生産量の日本一(80%)の青森県のニンニクは、1片が大きく身が締まって、雪のように白いのが特徴で、福地ホワイト種は、生産の中心でもある田子町のブランド品にもなっている。

最近、話題になっている熟成黒にんにく、にんにくを熟成・発酵させることでできる黒にんにくには、生にんにくにわずかしか含まれないS-アリルシステイン、シクロアリイン、ピログルタミン酸などが豊富に含まれている。

そして動物試験の結果、S-アリルシステインの生より強い抗ガン作用”“体内の免疫活性化”などが判明している

 

長いも

全国生産量の日本一(40%)の青森県の長いもは、肉質が柔らかく、刻んで良し、とろろにして良し、栄養価が高くアクがないのが特徴です。

長芋は、でんぷん・タンパク質・ミネラル・ビタミンCなどが多く含まれていて、漢方では古来より乾燥して粉にしたものを「山薬」と呼び、滋養強壮薬として用いられている。

「日本一の長芋だからきっとうまい焼酎ができる」。その想いから宮崎県の伝統ある焼酎造りの技術を導入して研究を重ね、自然豊かな六ヶ所産の長芋を原料に、本格長芋焼酎「六趣」が生まれた

。生産量が少ない割に人気が高く生産元では抽選販売に、生産元以外のネット販売ではプレミアがついて定価の約4倍ほどの金額で販売されている。

「私も抽選に申込しこんだが一度も当たった事がない。
六趣醸造工房での抽選申し込みはこちら 」

すじこ

 

すじこはいくらと同じ、鮭・鱒の魚卵,まだ卵巣に入ったままの未成熟の卵で、卵巣膜でつながった状態のことをいう。主に醤油漬けにされる。このすじこから膜をとって、卵をバラバラにするといくらになる。

最近は、岐阜でもスーパーで見るようになったがやはり、青森の物とは味が違う。
筋子の握りずしやおにぎりは岐阜にはまだない。青森のローソンでは筋子のおにぎりが売られている。

「今でも青森出張の時は、鮮魚センターで買って帰り、細かく切り、冷凍保存して、解凍しては、おにぎりにして食べている。」

ほや

ホヤは貝だと思われがちだが、生物学的に貝でもなく、魚でもなく、動物に近い脊索動物の一種として分類される。凹凸のあるその形状から「海のパイナップル」と呼ばれている

。特有のにおいがするので、好嫌いが大きく分かれる食べ物である。刺身や水もの、酢の物で食べられる他塩辛にもされる。ほやとナマコの「このわた」とで作られた塩辛を「ばくらい」といい高級珍味として売られている。

調理は簡単で、切って皮をむいて、ほやが食べた海藻を取り出しきれいに水洗いし食べやすい大きさに切るだけである。

「最初に食べた時は、なぜこんな物が美味しいのかと思ったが、食べ続けていると癖になる味で、赴任中はよく買って食べていた。」

味噌カレー牛乳ラーメン

「味噌カレー牛乳ラーメン」が誕生したのは1970年頃、味噌ラーメンにカレーとミルクを入れて食べると何故か美味いといううわさがもとで出来上がったラーメンで、2008年にカップラーメンとしても発売され広く知れわたった。

味噌(みそ)の風味と、カレーの辛さと、牛乳のまろやかさ。味噌カレー牛乳ラーメンは、これらが一口で同時に味わえる青森生まれの珍しいらーめんで有る。

「初めは興味本位で初めて食べたのだが、意外においしくびっくりした。青森空港では土産用としてカップラーメンを販売しており、たまに買って帰る。」

いちご煮

いちご煮は青森県八戸市の伝統郷土料理で、主にウニとアワビの吸い物です。この料理は漁師がウニやアワビを煮たものが起源で、大正時代から料亭で提供されています。

名前の由来はウニの黄金色と乳白色の出汁が野いちごに似ていることから。いちご煮は八戸の「石田屋」旅館の主人によって名付けられました。

現代ではウニやアワビの高価さにより家庭での作成は減少しましたが、缶詰の販売により手軽に楽しめるようになりました。

最後に

自分で行った場所のみ紹介しましたが、青森県には、まだまだ観光する場所が有ります。機会が有れば紹介していきたいと思います。

宜しければこちらもどうぞ

⇒青森単身赴任記録

⇒青森単身赴任中のエピソード