自作防音室・エアコン付きの製作記録。
初めに
65歳後半から自作で防音室を作りました、その製作過程を写真中心のブログで掲載します。
ブログ初心者でブログデザイン等おかしな所も有ると思いますがご勘弁下さい。
NEW 2019.09.24 色々やりたいことが増え防音室の壁は色んなものがぶら下がる様になっています。
防音室を作った結果~~~
!!早く作れば良かったと大後悔!!
2畳の防音室の図面アップしています。→ こちら
防音効果は
防音室内81.9db→室外2mの位置で40.3dbで約-40dbの効果(500HZ)
家族から「やかましい」と言われなくなりましたよ。
(スマホアプリでの測定で数値は保証できません)
なぜ防音室が必要だったか
半年間くらい毎週土日にカラオケボックスでヒトカラを4時間。
なあ~んか毎週、出かけるのも面倒になってきた、自宅で気兼ねなく唄いたいなあ~。そうだ自宅にカラオケボックスを作ろう。
前からやっているギターの弾き語りの練習をしても家族から「うるさい」と言われずにすむから。これがきっかけです。
防音室どうやって作るの
何の知識もなく出来るのだろうか。
ネットサーフィンの毎日、だいたいの構造は分かったが難しい理論は分からない。
先もあまり長くないのでとりあえず「他の人のを真似して作るか」でスタート。
ネットサーフィン中に、「杉浦土地」さんのブログに出会いメールのやり取りで色々、親切に教えて頂きました。
**専門知識がなくての取り組み、大きな間違いをしている可能性も在りますのでご了承下さい**
大きさ構造を考える
丁度リフォームをする14畳の部屋に1畳分程の押入れが有る、そこを利用してその前に1畳分のスペースを確保し大きさは2畳弱で部屋の中に作る事にしました。
リフォーム中でしたので防音室の床部分は補強をしてもらいました。(防音室、約600kg)
外形図
とりあえず外形図を書いてみました。
壁、天井の構造
室内側の9.5mm石膏ボードは間違いです。
床の構造
お金はどれくらい掛かるか
とりあえず大きさと構造が決まったのでCADで図面を書き詳細な材用明細を作り試算してみた。
費用見積り
名称 | 型番・サイズ | 数量 | 単価 | 金額 |
アクリル板 | 8*200*300 | 2 | 730 | 1,460 |
グレモンハンドル | H86V | 1 | 10,432 | 10,432 |
タイベック | 1 | 2,280 | 2,280 | |
サウンドカット | 1 | 10,143 | 10,143 | |
ロスナイ(換気扇) | 1 | 15,153 | 15,153 | |
遮音コーキング | VK910 | 1 | 3,888 | 3,888 |
ロックウール(吸音材) | 55*1360*455 | 20 | 410 | 8,200 |
ユニウール(吸音材) | 50*455*910 | 10 | 1,200 | 12,000 |
遮音シート | 940SS | 2 | 3,300 | 6,600 |
木材60*30*3000 | L2,985 | 41 | 500 | 20,500 |
石膏ボード | 9.5*3*6 | 25 | 500 | 12,500 |
石膏ボード | 12.5*3*6 | 13 | 500 | 6,500 |
ベニア | 12*3*6 | 2 | 1,000 | 2,000 |
防振シート | 2 | 1,780 | 3,560 | |
エアコン | 6畳 | 1 | 76,464 | 76,464 |
有孔ボード(10枚セット) | t5*1820*910 | 1 | 17,300 | 17,300 |
合計 | 208,980 |
結構な出費になるが「手持ち金」と「オークション」で資金捻出。
悲しいかな、何本かのギターや音響機器が減ったのは確かです。
さあ作り出すか!
材料調達
知り合いの建築屋、ホームセンター、ネットでの購入。
材料調達には1カ月程を要した。
この準備段階が、楽しいです。
骨組み
角60*30の米松で枠を組み骨組みとした。 ボンドとコースレッド(4.2*65)で固定。 |
床
65歳での作業はここまで(誕生日は12/1)
壁
ここから66歳での作業
室外側は、木枠に9.5mm石膏ボードを木工用ボンドで接着更に12.5mm石膏ボードをサウンドカットで接着。 内側に遮音シートを貼る。 | |
サウンドカット塗り。(室外側) 孫が小遣い稼。 | |
更にコースレッドで固定。(室外側) | |
壁をつっばり棒で支えながら組み立てた。 |
ドア
室内
外装
換気扇取り付け。室内は密閉状態になるので換気扇は必須。 | |
隙間をパテ埋め後、壁紙貼り。 | |
デザインを考え、ドア部分は木目シート貼り。 | |
覗き窓木目シート除去。室内と違和感なく自分で言うのもあれですが、プロが作ったのでは無いかと思えるほどの外観です。 | |
かなり重厚なドアです。 | |
覗き窓枠作成。 |
年末の完成で、この後音響設備を設置し2016年のお正月は防音室で気兼ねなく音楽を楽しむ事が出来ました。
参考
この防音室での動画
⇒この動画で使用しているアコギのアンダーサドルピックアップは自分で取付けました。
音響設備
NEW DTMを始めるためにオーディオインターフェースとMIDIを購入しました。
カラオケより弾き語り中心の設備になりました。
マイク | BERINGER | B-2PROコンデンサーマイク |
ミキサー | BERINGER | XENYX 1002FXアナログミキサー |
スピーカー | マッキー MusicHouseFRIEND | CR-4(モニタースピーカー) MS210J |
ヘッドホン | SONY | MDR-CD900ST |
エフェクター | ZOOM ZOOM | AC-2(アコギ用プリアンプ) RV-6(リバーブ) |
オーディオインターフェース | STEINBERG | UR-RT2 USBオーディオインターフェイス |
MIDI | AKAI | MPKmini MK2 |
最後に
本当にもっと若い頃に作れば良かったと後悔しています。
製作に足掛け3カ月掛かりました、でも完成した充実感が有ります。
少しでも防音室が必要と思われるなら、行動に移された方が良いと思います。
最後までご覧いただき有難うございました。
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