導入文
「PCを24時間つけっぱなしにしたら電気代はいくらかかるのか?」
ライブ配信、BGM配信、サーバー用途、作業継続などで
PCを長時間稼働させる人は年々増えています。
私自身、
ミニPCで1週間(168時間)連続稼働させた経験があり、
実際の電気代と安定性を検証しました。
この記事では、
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PC別の消費電力目安
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24時間稼働した場合の電気代
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ゲーミングPCの場合の注意点
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長時間運用のリスクと対策
を分かりやすく解説します。
PCの消費電力はどれくらい?
一般的な目安は以下です。
| PC種類 | 消費電力(平均) |
|---|---|
| ミニPC(Intel N100など) | 約10~20W |
| ノートPC | 約30~60W |
| デスクトップPC | 約100~300W |
| ゲーミングPC | 約300~600W以上 |
ゲーミングPCの消費電力は幅がある
ゲーミングPCの消費電力は、搭載しているCPUやGPUの性能によって大きく異なります。
目安としては次の通りです。
| 状態 | 消費電力 |
|---|---|
| アイドル(何もしていない) | 80~150W |
| ネット・動画視聴 | 150~250W |
| ゲーム・配信中 | 300~500W |
| フル負荷(CPU+GPU100%) | 600~700W以上 |
電気代の計算方法
本記事では、電気代の目安を分かりやすくするために、
一般的なゲーミングPCのモデルケースとして「400W」 を基準に計算します。
※電源ユニットの「600W」「750W」は最大供給能力であり、
常にその電力を消費しているわけではありません。
電源***Wとは、
最大で****Wまで供給できる能力を示しているだけで、
実際の消費電力は用途によって変わります。
例えば:
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何もしていない状態 → 100W前後
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ネットや動画視聴 → 200W前後
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ゲーム中 → 300~500W
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高負荷時 → 600W以上
電気代の計算式は次の通りです。
消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 電気料金(円)
電気料金は
31円/kWh で計算します。
24時間つけっぱなしの電気代
● ミニPC(15W)
0.015kW × 24h × 31円 = 約11円/日
➡ 1か月:約330円
● ノートPC(50W)
0.05kW × 24h × 31円 = 約37円/日
➡ 1か月:約1,100円
● デスクトップPC(150W)
0.15kW × 24h × 31円 = 約112円/日
➡ 1か月:約3,300円
● ゲーミングPC(400W想定)
0.4kW × 24h × 31円 = 約298円/日
➡ 1か月:約8,900円
※構成によっては
月1万円を超える可能性もあります。
PCをつけっぱなしにするメリット
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再起動の手間がない
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ライブ配信・BGM配信が継続できる
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リモート接続できる
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録画・監視用途に使える
デメリット・リスク
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電気代がかかる
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発熱による故障リスク
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Windows Updateで再起動
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停電・雷の影響
長時間稼働させる時の注意点
✅ 冷却対策
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通気性の良い場所に設置
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定期的なほこり清掃
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ノートPCはスタンド使用
✅ Windowsの再起動対策
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自動更新時間を変更
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スリープ無効化
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再起動通知を有効
✅ 電源対策
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雷ガード付きタップ
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UPS(無停電電源装置)
ゲーミングPCをつけっぱなしにする注意点
ゲーミングPCは高性能な分、特に注意が必要です。
⚠ 発熱が大きい
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GPUが高温になりやすい
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ファン劣化が早い
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夏場は熱暴走しやすい
⚠ 電気代が高い
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月8,000円~13,000円超
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常時運用には非効率
⚠ 騒音
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ファン音が24時間発生
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寝室設置には不向き
ゲーミングPCを使うなら対策必須
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GPU負荷を下げる
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ケースファン増設
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室温管理
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省電力設定
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モニター自動OFF
向いている人・向かない人
向いている人
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ミニPC
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ノートPC
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省電力PC
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常時配信・監視用途
向かない人
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ゲーミングPCの常時運用
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高発熱環境
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夏場の高温部屋
よくある質問
Q. PCをつけっぱなしにすると寿命は縮みますか?
高温状態が続くと寿命は短くなります。
冷却と清掃で大きく改善できます。
Q. 毎日電源を切る方が良い?
通常利用はシャットダウン、
長時間用途はつけっぱなしが向きます。
まとめ
PCを24時間つけっぱなしにした場合の電気代は:
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ミニPC:約330円/月
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ノートPC:約1,100円/月
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デスクトップ:約3,300円/月
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ゲーミングPC:約8,000~13,000円/月
特に重要なのは、
「電源600W=常に600W消費」ではない
という点を理解することです。
常時運用には
ミニPCや省電力PCが最適で、
ゲーミングPCは「必要な時だけ起動」が基本となります。