DIYで簡単に作るハリネズミの隠れ家と運動場
ハリネズミを迎え入れてから早くも3カ月が経ちました。しかし、夜行性のため、活動を観察するのはなかなか難しいものです。
ほとんどが日中は隠れ家の中で過ごしているのが普通です。
食事の時間になると、少しばかりの姿を見ることができます。
しかし、食事が終わればすぐにまた隠れ家に引っ込んでしまいます。
そこで、ハリネズミの寝姿や、食事後に安心して遊び回る様子を観察するために、簡単な隠れ家と運動場を作ってみました。
どのように作ったか、そしてハリネズミがどのように反応しているのか、詳しく解説していきたいと思います。
隠れ家
材料
材料 | 金額 | 購入先 |
10mm×150mm×910mmのエゾ松 | 1,400円 | ホームセンター |
セメダインゴールド3000 2本 | 210円 | |
サンドペーパー | 110円 | ダイソー |
赤の透ける下敷き | 110円 | |
合計金額 | 1,830円 |
板はカット代含む(9カット)
作り方
側面の一か所のみ赤の透ける板を張り付け中の様子が見えるようにします。
なるべく楽に作る為に材料の板はホームセンターで切断してもらいます。
入り口部分は丸くすると良いのですが丸く切断するための道具も必要ですので四角にしています。
丸くできるジグソーなどが有れば変更しても良いかと思いますが材料がもう少し多く必要になります。
入り口を丸くする場合の図面(この他に30*230*10が1枚必要になります)
カットした材料です。
赤で透ける下敷きでダイゾーで110円で購入できます。
板の角はサンドペーパーで滑らかに削ります。
瞬間接着剤で各パーツを接着していきます。
側面片側に245×145にカットした下敷を瞬間接着剤で貼ったら完成です。
1時間も有れば作ることが出来ます。
使用開始は直ぐでなく瞬間接着剤の匂いが取れる一日後くらいが良いです。
完成品
要注意:
ハリネズミは鼻で物を持ち上げて遊ぶことが良く有ります、その時下敷きの端面でケガする可能性が有りますから赤下敷きの端面は確実にペーパーで滑らかにして下さい。
使用中
光を当てると中の様子が良くわかります。
運動場
ケージから出して部屋の中で遊ばせても良いのですが💩の問題もあり簡単な囲いを作ることにしました。
材料
材料 | 金額 | 購入先 |
spf材1×8×6(19×184×1,820) 2枚 | 2,316円 | ホームセンター |
丁番50× 30 8個 | 480円 | |
2,796円 |
spf材は半分の長さ(910mm)にカットしてもらいます。
作り方
4コーナーにそれぞれ2個の丁番を取り付けるだけでいたって簡単に制作出来ます。
丁番の付け方は対角に同じ方法で取り付けます。
この丁番の付け方で一番開いた時に正方形になります。
使用しない時はたたむ事が出来ます。
完成品
使用中
狭いケージから広い所に出て伸び々と動きまわっています。
ケージの中では出来なかった事もしています。
運動場の高さは184mmで出る事はないと思っていましたがよじ登り脱出に成功しました。
目が離せない!
冬場の隠れ家
せっかく隠れ家作りましたが寒い冬はこちらがお気に入りです。
最後に
これまでずっとケージの中で観察してきたせいか、こんなにも活発に動き回る姿を目の当たりにすると、予想だにしない驚きと喜びが込み上げてきます。
新たに設けた自由な空間が、ハリネズミにとってどれほど意味のあるものとなるか、その可能性を見極めることができて、本当にうれしい瞬間です。
ハリネズミに自由な遊び場を提供できたことに感謝しながら、これからもハリネズミの健やかな成長を楽しみにしています。